ブログを書いていて、多くの人に読んでもらえる良質なコンテンツを提供したい。
魅力あるコンテンツをたくさん作りたい。
ブログを書く人は、誰しもそう考えると思います。
でも、書きたいコンテンツがなかなか浮かばない。
書いたとしても、ネタを淡々と書き並べて終わってしまう。これはよくありますね。
私も下手で、いつも悩むところですが、ここで疑問に思うことがあります。
- そもそも「コンテンツ」って何?
根本的な話ですが、うまく説明できるでしょうか?
高瀬敦也著、「人がうごくコンテンツのつくり方」を読んでみましょう。
コンテンツとは何か
コンテンツというものについて、著者は、世の中のものすべてがコンテンツになる可能性がある(p.9)と述べています。
同じものでも、コンテンツとして認識されるかどうか、見方や考え方によってどんなものでもコンテンツになりうるということです。
そして、どこから見るか、誰から見るか(p.14)ここがコンテンツ化の行う上での第一歩であると説きます。
モノでも映像でも、人の手でそれをコンテンツ化する。言葉の定義にはなりませんが、本書の実例を見ることで、どんなものかのイメージはつかめるのではないかと思います。
ネタやアイデアをコンテンツに昇華させる
これは私もよくあるのですが、1つのネタや1つのアイデアを、1記事や1ツイートでさらっと片付けてしまうことがあります。
これは、とてももったいない。
そのネタやアイデア、いろいろな角度から見て考えると、実はそれらをコンテンツに昇華させることができ、多くの記事に膨らませたり、他のアイデアに結びつけたりすることができるかもしれません。
単に記事数をかせぐということではありません。コンテンツに昇華させることで、ネタやアイデアの価値を高めるのです。
ここは知恵の絞りどころで、具体的な方法は人それぞれが見出すことが必要です。でも、良質のブログを書く人の記事を読むと、やはり切り口の見せ方はいくらでも考えられるのだなと思います。
有料コンテンツ vs 無料コンテンツ
ここは一度は押さえておきたい点です。
両者、扱う商品も目的も異なるという点。目的が異なれば、当然ながらブログ上で表現するコンテンツの作り方も変わってくることになります。
コンテンツそのものを商品にするのか否か、お金の出所はどこか、目的の違いは何か?ブログでマネタイズを考えるならば、この観点による区別は必要です。(p.113)
同様に、ニッチコンテンツとマスコンテンツの特性の違い(p.104)についても押さえておきたいですね。イクラ丼と海鮮丼、なるほど、わかりやすい例です。
コンテンツ化のコツ
もっとも、ネタやアイデアをコンテンツ化するには、やはりコツがあります。
「コンテンツ化とは…」という表現で、いろいろなコツについて本書の中に説明があります。
自分にとって必要なヒントを拾い出し、実践してみましょう。